金曜日, 8月 17, 2007

ひきこもりの国
 マイケル・ジーレンジガー 著  河野純治 訳 光文社

 工業化社会にあまりにも適応したが為に、次の社会に適用できずに生じた日本社会の歪み。
その歪みに最も敏感に反応しているのが「ひきこもり」という現象なのか。
 日本社会の制度や人々の意識が変わらない限り、解決できないようだ。
 工業社会から知価・情報化社会への変化は、多くの人がパソコンや携帯電話を使うというような、表面的な変化だけではだめなようだ。
 個人個人がありのままの自分を出しても尊重されるような、「個人」「自由」の意味が理解された開かれた社会に、一人一人の意識の変化で変わっていかなければならない。
 すでに一部では変わりつつあるものと思う。

木曜日, 6月 21, 2007

ウルトラ・ダラー
 手嶋龍一 著  新潮社

 当初予想した以上に楽しめ、他の方にも是非読んでいただきたい。
 フィクションのなかに現実が埋め込まれているようで、ストーリー展開に思わず引き込まれました。

火曜日, 5月 15, 2007

「陰」と「陽」の経済学
 リチャード・クー 著 東洋経済新報社

 バランスシート不況。
 バブル崩壊後の15年間、日本の経済で何が行わ、なぜ不況から回復できなかったのかが理解できた。
 

日曜日, 5月 06, 2007

「個」を見つめるダイアローグ
 村上龍 × 伊藤穣一 著 ダイヤモンド社

 日本そして日本人とは。

土曜日, 5月 05, 2007

「林住期」
 五木寛之 著  幻冬舎

 「青年は荒野をめざす」「青春の門」からの私にとっての人生の先輩の書。
 平壌からの引き上げ体験は、私には想像すらできないものだと思う。

金曜日, 4月 20, 2007

「自壊する帝国」 
  佐藤 優 著 新潮社

 国家が崩壊するという歴史の一断面がかいま見られたような気がする。
 事実だけにその迫力はすごい。

 

木曜日, 3月 08, 2007

「日中一〇〇年史」
 丸山哲史 著   光文社

 新書にしては、中身が濃く、なかなか読み進めなかった。
 ここ100年ほどの日本、中国、台湾、朝鮮の歴史はまだ固まっていません。
 当然、10年後の姿も想像できません。

木曜日, 2月 15, 2007

「敗因と」
 金子達仁、戸塚 啓、木崎伸也 著   光文社

 サッカーワールドカップ・ドイツ大会。チームとしての潜在能力を発揮することなく、負けるべくして負けたと言うことか。チームとして機能していれば、予選リーグを突破することも可能だと思えただけに残念。

木曜日, 1月 25, 2007

「幼い娼婦だった私へ」
ソマリー マム 著  高梨ゆうり 翻訳  文藝春秋

 現実のすごさに圧倒される。
 間違っても児童虐待を助ける側には立たないようにしたい。
「日本の食と農」
 神門 善久 著   NTT出版

 「日本農業の主要生産物は農地である。」
 この言葉に日本農業の問題点が凝縮されている。
 わかっているようで、知らなかった農家や農協の本質が理解できた。

水曜日, 1月 10, 2007

「ローマ人の物語 ⅩⅤ」
 塩野七生 著   新潮社


 1巻と15巻のツーショット。

木曜日, 12月 28, 2006

「大学病院のウラは墓場」
 久坂部 羊 著   幻冬舎

 医療崩壊のメカニズムを解説。
 勤務医は大変なのだ。

金曜日, 12月 22, 2006

「若者殺しの時代」
 堀井憲一郎   講談社現代新書

 クリスマスはいつから恋人達のものになったのか?
 80年代に謎あり!(帯コピーより)

火曜日, 10月 24, 2006

シルク水溶液をつくる  
  
絹のフィブロイン水溶液  

 絹繊維20gを臭化リチウム水溶液100mLで溶かす。

臭化リチウム水溶液:200mLビーカーに臭化リチウム・1水和物を100g入れ、更にビーカーの目盛り100mLまで水を加え、臭化リチウムを溶かしてつくる。



 絹繊維と臭化リチウム水溶液


 絹繊維に臭化リチウム水溶液を加え、溶かしはじめる。


 臭化リチウム水溶液を繊維全体にしみこませる。 加温した方が溶けやすいが、30℃前後の保温で十分溶ける。


 ほとんど溶けた状態。



 絹溶解液。溶かすときに使った臭化リチウムが含まれているので透析により臭化リチウムを除く必要がある。



 透析に使う、セルロースチューブ。
 

 両端をクローサーで止めたセルロースチューブの中に絹溶解液が入れてある。
 セルロースは半透膜のため臭化リチウムの臭素イオンとリチウムイオンはチューブの外側の蒸留水中に拡散していくが、絹は高分子のため、チューブの中にとどまっている。



 セルロースチューブの外側の蒸留水をオーバーフローさせながら18時間経過、透析が終了。臭化リチウムの脱塩が完了。


 透析終了後、セルーロースチューブから取り出したシルク水溶液。
 フィブロインのシルク水溶液。セリシンの水溶液ではありません。
 

月曜日, 10月 23, 2006

「狼花(おおかみばな) 新宿鮫Ⅸ」
   
大沢在昌 著   光文社

 
鮫島、香田、野間の3人の男がそれぞれのやり方で、不器用に相手をかばい合った、浪花節的終わり方。けっしてそれが悪いとは思わないが、中高年にさしかかった男たちの黄昏を色濃く感じた。
 次回作は、中年にさしかかった新宿鮫(鮫島)を押しのけ、外国人社会にもすんなり入っていける新たなヒーローの登場か。あるいは、フリーになった香田の予想外の変身だろうか。
 当然のこととして、渋さは増してもまだ枯れていない鮫島の活躍を期待する。

 

木曜日, 10月 05, 2006

「ヤバいぜ!デジタル日本」   
   高城剛 著 集英社

 「ウェブ進化論」(梅田望夫 著)と同じくらい注目されても良いと思います。
 私だけでしょうか。
 提案が具体的で私にはわかりやすかった。

日曜日, 6月 25, 2006

「弥勒の月」
 あさのあつこ 著 光文社

 代表作ではありませんが、今注目の作家の作品ということで読んでみました。
 和製ハードボイルド。
 「タフでなければ生きていけない、優しくなければ生きる値打ちがない」

金曜日, 6月 23, 2006

「文明崩壊(上)(下)」 
COLLAPSE Jared Diamond 
  ジャレド・ダイアモンド著  楡井浩一 訳  草思社 

 博学に圧倒された。ドミニカとハイチの関係、オーストラリア大陸の地質など初めて知ることが多かった。
 多くの事例を知ったとしても、最後に文明崩壊を防ぐのは個人の知恵ということだろうか。