木曜日, 12月 28, 2006

「大学病院のウラは墓場」
 久坂部 羊 著   幻冬舎

 医療崩壊のメカニズムを解説。
 勤務医は大変なのだ。

金曜日, 12月 22, 2006

「若者殺しの時代」
 堀井憲一郎   講談社現代新書

 クリスマスはいつから恋人達のものになったのか?
 80年代に謎あり!(帯コピーより)

火曜日, 10月 24, 2006

シルク水溶液をつくる  
  
絹のフィブロイン水溶液  

 絹繊維20gを臭化リチウム水溶液100mLで溶かす。

臭化リチウム水溶液:200mLビーカーに臭化リチウム・1水和物を100g入れ、更にビーカーの目盛り100mLまで水を加え、臭化リチウムを溶かしてつくる。



 絹繊維と臭化リチウム水溶液


 絹繊維に臭化リチウム水溶液を加え、溶かしはじめる。


 臭化リチウム水溶液を繊維全体にしみこませる。 加温した方が溶けやすいが、30℃前後の保温で十分溶ける。


 ほとんど溶けた状態。



 絹溶解液。溶かすときに使った臭化リチウムが含まれているので透析により臭化リチウムを除く必要がある。



 透析に使う、セルロースチューブ。
 

 両端をクローサーで止めたセルロースチューブの中に絹溶解液が入れてある。
 セルロースは半透膜のため臭化リチウムの臭素イオンとリチウムイオンはチューブの外側の蒸留水中に拡散していくが、絹は高分子のため、チューブの中にとどまっている。



 セルロースチューブの外側の蒸留水をオーバーフローさせながら18時間経過、透析が終了。臭化リチウムの脱塩が完了。


 透析終了後、セルーロースチューブから取り出したシルク水溶液。
 フィブロインのシルク水溶液。セリシンの水溶液ではありません。
 

月曜日, 10月 23, 2006

「狼花(おおかみばな) 新宿鮫Ⅸ」
   
大沢在昌 著   光文社

 
鮫島、香田、野間の3人の男がそれぞれのやり方で、不器用に相手をかばい合った、浪花節的終わり方。けっしてそれが悪いとは思わないが、中高年にさしかかった男たちの黄昏を色濃く感じた。
 次回作は、中年にさしかかった新宿鮫(鮫島)を押しのけ、外国人社会にもすんなり入っていける新たなヒーローの登場か。あるいは、フリーになった香田の予想外の変身だろうか。
 当然のこととして、渋さは増してもまだ枯れていない鮫島の活躍を期待する。

 

木曜日, 10月 05, 2006

「ヤバいぜ!デジタル日本」   
   高城剛 著 集英社

 「ウェブ進化論」(梅田望夫 著)と同じくらい注目されても良いと思います。
 私だけでしょうか。
 提案が具体的で私にはわかりやすかった。

日曜日, 6月 25, 2006

「弥勒の月」
 あさのあつこ 著 光文社

 代表作ではありませんが、今注目の作家の作品ということで読んでみました。
 和製ハードボイルド。
 「タフでなければ生きていけない、優しくなければ生きる値打ちがない」

金曜日, 6月 23, 2006

「文明崩壊(上)(下)」 
COLLAPSE Jared Diamond 
  ジャレド・ダイアモンド著  楡井浩一 訳  草思社 

 博学に圧倒された。ドミニカとハイチの関係、オーストラリア大陸の地質など初めて知ることが多かった。
 多くの事例を知ったとしても、最後に文明崩壊を防ぐのは個人の知恵ということだろうか。 

木曜日, 5月 11, 2006

「ローマ人の物語ⅩⅣ  キリストの勝利」
  塩野七海 著   新潮社

 年一冊のペースで出版され14年目。それを読み続けられた自分に驚く。
 ローマ帝国の変質と衰退、そしてキリスト教が宗教以上の影響力を示してくる。
 ローマの神々のようなおおらかさが失われ、息苦しくなっていくローマ帝国。
 ダビンチ・コードと関連つけるのは強引すぎるか。

水曜日, 5月 10, 2006

「中国は日本を併合する」 
 平松茂雄 著 講談社インターナショナル株式会社

 ショッキングな題名が気になり購読した。軍事力、外交を真剣に、冷静に考える必要性を強く感じた。

水曜日, 4月 26, 2006

壊れる男たち ーセクハラはなぜ繰り返されるのかー
(著者 金子雅臣  岩波新書)

 今までの「男らしさ」が否定され、新たな「男らしさ」が求められている。
 この「男らしさ」の過渡期にリストラなどの社会的圧力も加わり、動揺し
た男たちがセクハラに逃げ場を求めているということだろうか。 

木曜日, 3月 30, 2006

「若返る人」(クリス・クロウリー、ヘンリー・ロッジ 沢田 博+佐野恵美子 訳 エクスナレッジ)を読み終える。

 若返るための条件のひとつとして「週に六日は運動する」はなかなか困難な条件に思える。だが骨や細胞の再生から考えると、2年で骨や細胞はすっかり入れ替わっているとのことなので、挫折してもあきらめずに再挑戦する勇気がわいてくる。今の自分は2年前の自分とは別人なのだから。

水曜日, 3月 29, 2006

 「ウェブ進化論」を読み終える。

 フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)の存在を初めて知るとともに、ウェブ進化論においては旧世代に分類される自分と同年齢のビル・ゲイツ氏に再度の活躍を期待したい気持ちになった。 

月曜日, 3月 20, 2006

  「ウェブ進化論」(梅田望夫著 ちくま新書)を80ページほど読み進んだ。
 あちらの側が気になりだし、入口を捜し始めた。
 まずは、グーグルそしてブログ。